私がライフログらしきものを書き始めたのは、2008年の6月頃のことでした。
当時はいろいろな出来事やタイミングが重なったおかげで、これまでの自分の価値観や考え方のパターンがものすごい勢いで変わりはじめた時期でもあります。
そんな自分の「いまの考え方」や「いまの感じ方」をリアルタイムで残していけたら、後で見返したときにとても貴重な財産になるんじゃないか?と考えたのが、ライフログをはじめるきっかけでした。
ライフログに何を書くか?
そんなわけなので、私がライフログに残すのは
- いま、何を感じているか?
- いま、何を考えているか?
- その結果、どんな気持ちになっているか?
などの感情や思考の部分が主になっています(「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」という本の中で紹介されている「モーニング・ページ」に近い内容)。
そしてそれらを書くためのトリガーとして、
- 行動の記録
- 体調の記録
- 見たり聞いたりしたことの記録
- その他、これからやろうとしていることの記録
なども書いているという具合です。
ライフログを何に書くか?
ライフログを書くための道具も、これまでにいろいろ試してきました。
モレスキン・ラージにマインドマップで殴り書きをしたり、
モレスキン・デイリーダイアリーやトラベラーズノート、ほぼ日手帳に1日1ページで書いてみたり、
トラベラーズノートの無罫リフィルに時系列で書いてみたり、
パスポートサイズ のトラベラーズノートリフィルに書いたものをレギュラーサイズのリフィルに貼り付けてみたり。
そして最近は、ライフログの検索性を考え、スマートフォンを使ってライフログを書いています。
これまでに試用したのは、PostEver や
Day One などです。
ライフログの道具についてはまだまだ試行錯誤中ですが、使ってみて感じたことはいずれ記事にまとめてみようと思います。
ライフログを読み返すことでどうなるか?
以上のような感じで飽きもせず残し続けているライフログですが、それらを読み返すことは実はほとんどありません。
何しろ内容が「感情や思考」中心なので、日常的に読み返すには生々しすぎる・・・というのがその理由だったりします(^^;
それでも年に数回、何か大きな悩みがあったり落ち込んだりしたときに数年前のログを読み返すことがあります。
数年前の自分は赤の他人みたいなものなので、客観的かつ温かい目で振り返ることができるし、
またそうすることで、当時と同じような悩みを抱えている今の自分も客観的かつ温かい目で見れるようになるからです。
こんなふうに「過去の自分の感情や思考から何かしらの気づきを得ることができる」という経験は、ライフログを続けていくうえでの強いモチベーションにもなっています。