以前の記事「少ない持ち物で豊かに暮らす」の続きです。
今回は、私が持ち物を減らすにあたり効果的だった「持たない暮らしについての本を読む」ことについて書いてみようと思います。
(記事の内容とは関係ないですが、上の写真のネコは我が家の主のkikuさんです。)
もともとテレビや炊飯器の無い生活をしていた私ですが、さらに持ち物を減らしてみようと思うようになったのは、ドミニック・ローホーさんの「シンプルを極める」という本を読んだのがきっかけでした。
“人が羨むようなシンプルライフをただ紹介するだけ” の本はよくありますが、この本の場合は、読むにつれ著者自身の価値観や判断基準が強烈に伝わってくる感覚がありました。
その感覚に触発され、「自分だったらまず何を手放すだろうか?」「そのためには何が必要だろうか?」「自分にとって本当に必要なものは何だろうか?」と具体的に考えるようになったのが、持たない暮らしへの第一歩だったように思います。
こんなふうに持たない暮らしへの動機付けになったり、モチベーションアップにつながったりした本はたくさんあります。
以下ではその一部を紹介してみたいと思います。
お部屋も心もすっきりする持たない暮らし
金子 由紀子 (著)
当時としては珍しかった「物を持たない」という選択肢について書かれた本です。
今あるものを捨てることだけでなく、入ってくるものをどう制限するか?にも焦点をあててあるので、何かと参考になる部分は多いと思います。
シンプルを極める
ドミニック・ローホー (著)
「シンプルに生きる」ということの意味を深く掘り下げてある本です。
著者の価値観や哲学に触発され、自分にとって大事なモノやコトも見えてくるかもしれません。
99の持ちもので、シンプルに心かるく生きる
ドミニック・ローホー (著)
著者の厳選された99の私物が紹介されている本です。
著者のモノ選びの基準は、自分の持ち物を洗練させていく手がかりになると思います。
部屋とこころのシンプルな掃除
ドミニック・ローホー (著)
つい買いすぎてしまうもののひとつに掃除のための道具や洗剤があると思いますが、
この本を読むと掃除に必要なものはそれほど多くないことに気づくことができます。
少ないモノでゆたかに暮らす―ゆったりシンプルライフのすすめ
大原 照子 (著)
少ない持ち物で豊かに暮らすためのお手本になる本です。
著者の暮らしぶりは他のどのシンプルライフ系の本で紹介されているものよりも地に足がついており、参考にできる部分が多々あると思います。
自分もこんなふうに年を重ねていけたら・・・と思わせてくれます。
その他に、モチベーションアップにつながるオススメのWEBサイトやブログも紹介しておきます。
なんにもないぶろぐ
大人4人と猫3匹の家で、本当になんにもない生活を日々実践されている ゆるりまいさん のブログです。
素敵な写真とセンスのある文章に、持たない暮らしへのモチベーションもあがります。
極限まで物を持たないまとめ
「日常生活に悪影響を及ぼさない範囲で物を極限まで持たない理想的な状態を目指す。」というコンセプトのサイトです。
物を持たない生活に至るためのノウハウ(某掲示板からのまとめ転載など)も紹介されており、とても参考になるサイトです。
ひと言で「物を持たない」といっても、そこには幅広いレベルがあるんだなと実感させてくれます。
ちなみにこれらの本やサイトは、断捨離が進んで「もう捨てる物がない」という感覚をもったときに読むと、さらなるアイデアをもたらしてくれるかもしれません。
※「持たない暮らし」についての最新記事は以下のサイトに掲載しております!