「持たない暮らしについての本を読む」の続きです。
今回は「持ち物をリストに書き出す」ことについて書いてみようと思います。
持ち物リストというと「持ち物の数を把握するために作るもの」というイメージがあるかもしれません。
当初は私も、単に自分の持ち物を数えるためだけにリストを作っていましたが、
リストを作り続けるうちに「実はリストを作る行為自体が『不要なものを処分する』のにとても役立っているんじゃないか?」と思うようになりました。
そんなわけで、今では持ち物リストをつくる時は必ず「断捨離」もセットで行うようにしています。
以下、私がよくやる持ち物リストのつくり方(&断捨離のやりかた)を紹介したいと思います。
【準備するもの】
- 紙(コピー用紙やノート、メモ帳など)
- 筆記用具
- ゴミ袋
【持ち物リストのつくり方】
- 部屋を適当な区画(キッチン、玄関、居間、クローゼット etc…)に分けます。
- 紙と筆記用具を持って区画の1つに行き、目の前にあるモノを全て紙に書き出します。
同じアイテムが複数ある場合でも「×2」などと省略せず、1つずつ紙に書き出します。
バッグやポーチ、収納家具の中にあるモノも全て書き出します(とても面倒ですが・・・)。 - もし紙に書くのがバカらしいもの(片方だけの靴下、使い切れないほどあるボールペン、使う予定のない化粧品のサンプル などなど)があったら、紙には書かず実物をゴミ袋に入れます。
(ちなみに今回、↑のリストをつくるにあたり消費期限切れのビーフンを捨てましたw) - 全てのモノを書き出せたら、また別の区画で同じことを繰り返します。
モノが多くて大変な場合は日を分けてやってもいいかもしれません。
この方法だと持ち物をリストアップするのと同時に「明らかに不要なもの」も処分できてしまうので、リストを書き終えた後はかなりスッキリすると思います(リストづくりのモチベーションにもつながります)。
こうして書き上げた持ち物リストは、以下の手順に沿ってさらなる「断捨離」に活用します。
【リストを使った断捨離の方法】
- 持ち物リストを見返して
- 必需品ではないもの(無くなっても困らないもの)
- 他のもので代替できるもの
- あまり好きでないもの
- 持つことで時間や自由が奪われていると感じるもの
- 印がついたアイテムを眺め、「捨ててしまっても大丈夫」と思えるものがあったら(横線を引くなどして)リストから削除し、実物はゴミ袋に入れます(捨てるのが不安なものは、無理をせずそのままリストに残しておきます)。
- 以上を繰り返し、「もう捨てるモノがない!」と思えたら完了です。
ちなみに今回、写真を撮るためにやってみた持ち物リストづくりでは、キッチンだけで12点の「不要なもの」が出てきました(以下の写真)。
これらのアイテムは人に譲るなり別の場所で活躍させるなりして、丁重に処分したいと思います(^^;
上記の方法に限らず、持ち物を減らすコツは「じっくり時間をかける」ことだと思います。
リストを使った断捨離も1回で終わりと考えず、日常的に何回も繰り返してみると、「捨ててしまっても大丈夫」と思えるものは少しずつ増えていくんじゃないかと思いました。
※「持たない暮らし」についての最新記事は以下のサイトに掲載しております!