以前の記事「欲しいものリストをつくって持ち物を減らす」の続きです。
今回はテレビのない生活について書いてみようと思います。
私の部屋にはテレビがありません。
かれこれ6年程前、前の部屋に引っ越す際に手放しました。
当時は「断捨離」という言葉もなく、「物を持たない暮らし」に特に憧れていたわけでもないのですが、引っ越しを機にふと「テレビはもういらない」と思うようになったのです。
手放してみて気づいたのは、テレビのない生活は本当に静かだということです。
もともと頻繁にテレビを見ていたわけではないですが、それでもテレビを手放した当初は部屋が静かすぎて何となく寂しかったのを覚えています。
そんな感じで現在に至るわけですが、テレビがなくて困った点、よかった点もいろいろと見えてきました。
以下ではそれらを列挙してみたいと思います。
テレビが無くて困った点
流行や話題のニュースに疎くなる
当然といえば当然なのですが、テレビのない生活をしているとテレビを観る習慣のある人なら誰でも知っていること(人気の芸能人やCMや番組の話、ホットなニュースなど)に疎くなります。
芸能人の話題についてはテレビがあったときから疎かったので気にならないのですが、緊急性の高いニュース(重大な事件や災害など)が普通に手に入らないのは困りものだなと思っています。
対処としては、ネットで見かけたニュースを積極的に追いかけてみたり、仲のいい人に「最近どんなニュースがある?」と聞いてみたりなどしています。
特に人にニュースを聞くのは、よい話題作りにもなるし、相手の興味を知るいいきっかけにもなります。
テレビが無くてよかった点
NHKの受信料の支払いが不要になった
テレビが無くなって一番良かったのは、テレビの受信料に煩わされなくなったことだと思います(^^;
あまり納得できない出費(受信料)に思い悩むことはなくなったし、引っ越し後に必ずやってくる集金人への対応も簡潔に済むようになりました。
テレビを見て漫然と過ごす時間がなくなった
積極的に観ていなくてもTV画面に番組が流れているだけで注意が散漫になり、気づいたら漫然と時間が経っていた・・・というのはありがちだと思います。
今ではもちろん、そうやってテレビに時間を吸い取られることはありません(そのかわり、気をつけないとスマホに時間を吸い取られます・・・w)。
シンプルな生活に興味が出てきた
テレビのない生活に慣れるにつれ、テレビ以外の自分の持ち物についても本当に必要かどうかをじっくり考えるようになりました。
音の無い部屋にあるゴチャゴチャとした自分の持ち物が煩わしくなったというのもあるし、必需品だと思っていたもの(テレビ)が無くても十分快適に暮らせることを実感できたというのも大きかったと思います。
こうやって振り返ると、私にとってテレビを手放すことは「物を持たないシンプルな暮らし」に向けての大きな第一歩だったように思います。
もし「何がなんでも持ち物を減らしたい!」と思うなら、まず初めにテレビを手放すところから始めてみるのもいいかもしれません。
※ 以下、読めば物を減らしたくなるかもしれない本をいくつかピックアップしてみました。
※「持たない暮らし」についての最新記事は以下のサイトに掲載しております!